いえとち工房の繁田です。


今日は、住宅ローンの「事前審査」と「本審査」の違いについて、ご説明します。

 

事前審査とは

「事前審査」とは、実際に新築住宅を契約する前に、住宅ローンの借り入れがいくらできるのか？、審査後、支払い能力が適しているのか？を、調べる審査です。


結果は、加東、加西、西脇、小野、三木の金融機関では、3～7日程度で出ます。

 

本審査とは

住宅会社と新築住宅の請負契約などを結んだら、正式にローンの申し込みをすると、本審査が行われます。

本審査は、金融機関と信用保証会社が行い、お客様から提出された書類に基づいて詳しく審査がされ、担保物件や、健康状態なども確認されます。

健康状態は、団体信用生命保険に加入するためです。

本審査に通ったら、住宅ローンの契約手続きを行い、物件の引き渡しと同時に借り入れという流れになります。


記入した申込書類だけでなく、住宅会社との契約書類や、役所で取得した証明書類(住民票や印鑑証明など)なども、提出します。

金融機関と保証会社によって詳しく審査され、物件の担保価値、団体信用生命保険に加入できる健康状態かどうかなども確認されます。



より詳しく審査された結果では、事前審査は通っていても、本審査では通らなかった。といった場合もあります。

そのため、住宅会社などと交わす売買契約書等には、「一定期日までに借り入れが認められない場合、売買契約を解除でき、手付金も返還される」という、ローンの特約を付加しておきます。



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